ASPサービスの利点を3X3マトリクス法を使ってまとめると以下のようになりますが、現実問題としてASPサービスでビジネスとして成立している企業はあるのでしょうか? 仕組みとしてはすばらしい仕組みですが、実現するには、信頼性・サポート体制・セキュリティ対策・操作性・レスポンス・365日24時間ノンストップ・データの保証・バックアプ・リカバリーなどなど、設備投資と運用管理ノウハウが無いと成立できないサービスで、一歩間違うとユーザに多大なる損失を及ぼしますので、しっかりした基盤と運用ノウハウを持ったISP(インターネットサービスプロバイダ)でないと実現できないサービスです。 |
初期投資の抑制 |
開発期間の短縮 | 運用・保守負担の軽減 |
設備資産を持たないことにより ●ソフト開発費の削減 ●設備資産の削減 ●棚卸資産の削減 ●ランニングコストの明確化 ●次期予算の明確化 ↓ ★コストダウン | 自社開発と比較して ●汎用パッケージを使用すること により開発期間の短縮が可能 ●短期間でシステム稼動が可能 ↓ ★コストダウン |
システムの維持管理における ●人件費(専任者不要) ●設置スペース ●空調などの光熱費 ●電源設備 ●データのバックアップ ●システム構築 ●システムのバージョンアップ ↓ ★365日24時間常時稼動 |
顧客に対する信頼性の向上 |
ASPのメリット |
安全性・信頼性の向上 |
対顧客にたいして ●信用/信頼の確保 ●顧客満足度/サービスの向上 ●任の明確化 ↓ ●利益/顧客獲得へ ●経営戦略へ ●販売戦略へ ●マーケティング戦略へ ●リスクマネジメント |
物理的に見た ●耐震/耐火性対策 ●電源の多重化対策 ●不正コピー対策 ●入退室管理 ●バックアップ管理 ●ハードウェアの故障/保守 ↓ ★365日24時間常時監視 | |
自社の強みに集中 |
回線品質 |
安全性・信頼性の向上 |
●自社の強みへ集中 ●適切なリソ−ス配分 ●次期予算の明確化 ●自社の資産とノウハウに特化 |
●回線スピード ●回線品質の確保 ●トラフィックの軽減 ●デュアルキャリアによる安全性 ●強力な回線バックボーンによる 安全性の保証 ●定期的なアクセスレポート |
ソフトから見た ユーザのデータを預かる責任 ●ハッキング対策 ●ウィルス対策 ●不正コピー対策 ●バックアップ管理 ●ソフトウェアのバグ ●バージョンアップ ↓ ★365日24時間常時監視 |